この記事では、こんな悩みにお答えします。
結論は、仕事は手段と割り切り人生を楽しめばOK。30代なんてまだまだこれからです。
本記事の内容
- 仕事で何がしたいかわからない30代のリアル【人生これから】
- 仕事で何がしたいかわからない30代になる原因【隣の芝生を見ない】
- 仕事で何がしたいかわからない30代を卒業5ステップ【自分になる】
本記事の信頼性
仕事で何がやりたいかわからなくなって「このままじゃダメだよね。でもどうしていいかわからない、、、」となっている方に向けた記事です。
ぼくも、学生時代や入社してすぐの頃は何でもかんでも手を出してやりたいことを手当たり次第にやっていました。今はとにかく残業せずに家に帰ることを目的に仕事をしています。でも幸せ。
この記事を読めば、何がやりたいかわからなくても問題ないことを理解できます。どうしても見つけたい方には、今日から始められる方法をやさしく紹介しているので、すぐに実践できますよ。
仕事で何がやりたいかわからない30代のリアル【人生これから】
仕事で何がやりたいかわからない人って意外にたくさんいて、みんな苦しみながら色々がんばっています。
次の4つからみていきましょう。
- データ
- 口コミ
- どうしてる?
- どうなる?
それぞれ紹介します。
仕事で何がしたいかわからない30代①:『データ』
30代になっても何がしたいかわからない人は実はけっこう多い。あなただけじゃありません。
- 20代:61%
- 30代:37%
- 40代:2%
引用:30代でも諦めない。何がしたいかわからない状況からの脱出法|マイナビウーマン
何がしたいかわからないのって実は年齢とともに減っていくもの。この理由はやりたいことが見つかるのか、諦めるからかは人によります。
実際にぼくの場合、大学生や新入社員の頃はやりたいことがハッキリしていてギラギラしていましたが、今は割とあっちへフラフラこっちへフラフラと迷子状態。
それでも毎日楽しいですよ。
仕事で何がしたいかわからない30代②:『口コミ』
何がしたいかわからなくて悩んでる人はたくさんいますよ。
仕事で何がしたいかわからない30代③:『どうしてる?』
こんな30代のみなさんが何かを見つけるためにやっていること。それは「ここではないどこかへ行ってしまうこと」。
- 自分探しの旅
- オンラインサロンなどのコミュニティに入る
- 未経験ベンチャーに転職 など
とりあえずどこかに行けば、何か見つかるだろうという発想。
でも、どんなに素敵な場所や素敵な人に出会っても、自分にしっかりとした軸がないときっけかけを掴めず疲れるだけなので注意しましょう。
仕事で何がしたいかわからない30代③:『どうなる?』
30代で迷子になってしまうと、40代以降で苦しくなります。
『40代で必ずやっておくべき10のこと』で紹介されている方々は、ライフネット生命を60歳で起業した出口治明さんや、芸人の大久保佳代子さんまで。
共通しているのは、30代をガムシャラに駆け抜けた結果、40代で大きく飛躍できたとのこと。30代って大切な準備期間でもありますね。
仕事で何がやりたいかわからない30代になる原因【隣の芝生を見ない】
仕事で何がやりたいかわからなくなる原因は、30代が人生の大きな変化が多く、その分他人と比較して差を実感しやすいから。
特に次の5つ。
- 仕事が辛くなる
- 出世競争の差が見えてくる
- 転職する同僚も増える
- 結婚する友達同僚が増える
- 安心安全を求めだす
それぞれ見ていきましょう。
仕事で何がやりたいかわからない30代の原因①:『仕事が辛くなる』
仕事が「楽しい」より、辛いことや苦しいこと、またバカらしいことが増えます。
その理由は、30代になると仕事もバリバリできる上に、中間管理職になる人も出てきて、自分の裁量がなくなるから。
- 30代になると出来て当たり前
→ 仕事は減らない - 部下も付いて指導が忙しい
→ 一人前には時間が掛かる - 上司から振られる仕事も増える
→ クソ仕事が多い - 家庭も忙しく残業しにくい
→ 時間が足りない
上司に恵まれれば仕事を減らしてくれますが、どうしてもデキる人に仕事は集中しがち。楽しむことより仕事を効率よく片付けることが目的になるので、どんどん辛くなってきます。
仕事で何がやりたいかわからない30代の原因②:『出世競争の差が見えてくる』
自分なりに頑張ってきたのにヒラ社員。でも同期が次のように出世していたらどうでしょうか?
- 管理職
- 海外赴任
- プロジェクトマネージャー
出世だけが全てではありませんが、仕事が楽しくなくなるし何がやりたいのかもわからなくなりますよね。
>> 出世を諦める人のロードマップ【リスクを理解しないと詰みます】
仕事で何がやりたいかわからない30代の原因③:『転職する同僚も増える』
30代にもなってくると、転職する同期も増えてくると何がしたいのかわからなくなります。と言うか、今のまま仕事をすることが不安に。
転職する人ってこんな人多いですよね。
- エース社員で社内評価高い
- 転職できるので市場価値も高い
- やりたいことがハッキリしてる
自分も今の仕事でいいのかなと疑問を持つと、迷子になってしまいますよ。
仕事で何がやりたいかわからない30代の原因④:『結婚する友達同僚が増える』
結婚する友人や同僚が増えると、人生という高い視点から見ると「仕事ばっかりして何が楽しんだろうか?」となりがち。
また、「結婚して初めて一人前」みたいな古い考えを押し付けられたりすると、どうしても仕事だけやってて良いのかなと不安になるもの。
さらに賞味期限切れみたいなワードも気になる年頃なので、焦って仕事も楽しめなくなりますよね。
仕事で何がやりたいかわからない30代の原因⑤:『安定を求めだす』
結婚したり子供ができたりすると、どうしても仕事より家庭の方が大切になり、仕事に求めるものが「やりがい」から「安定」に傾き出すと、何がやりたいかわからなくなります。
がんばれてない以上、やりたいことをやってないと感じるのは当たり前でして、さらに成果も出なくなると評価も下がるので完全にやりたいことがわからない迷子状態になります。
仕事で何がやりたいかわからない30代を卒業5ステップ
答えは外にはありません。他人と比較せずにまず自分と向き合い、自分にとって本当に大切なことを発掘し磨くことでしか、やりたいことは見つかりません。
なので、旅に出たりサロンに行ってみたりしても転がってないし見つかりません。
卒業の5ステップは次の通り。
- 自分と対話する時間を作る
- 自分の過去を棚卸
- 仕事の目的と目標を決める
- 小さく自由に始める
- 大きく動く
それぞれ解説します。
仕事で何がやりたいかわからない30代を卒業①:『自分と対話する時間を作る』
まず、自分と対話する時間を作りましょう。
時間はとりあえず一時間もあればOK。
仕事を休んで一日家に閉じこもったり、旅に出てホテルや旅館で一息つく時間であれば、仕事からも完全に切り離されてて良いですね。
仕事で何がやりたいかわからない30代を卒業②:『自分の過去を棚卸』
自分の過去を棚卸しましょう。簡単に言うと、とにかく自分の中にあるものをとにかく紙でもPCのメモでも良いので、すべて書き出すこと。
次の2つについて、とにかくどんどんリストアップしていきましょう。
- 幸せな状態
- スキルや実績
幸せな状態
今までの人生の中で、「幸せだったなぁ」と思える状態をどんどん書き出しましょう。これから「こうありたい」というものもOK。
ぼくは次の2つで考えます。
- マズローの5段階欲求
- 衣・食・住
例えば「衣食住」ならこんな感じです。
- 衣:ユニクロでOK
- 食:週一外食(ファミレスでOK)
- 住:庭付き戸建て、自分のスペースあり
思いつくなら自分でどんどん追加していきましょう。
- 家族:子供3人
- 旅:帰省年3回、国内旅行一回
- 趣味:好きな本を好きなだけ読めれば満足
こうあったら幸せだなと思える状態を描きましょう。
スキルや実績
自信があるなしは置いておいて、とにかく書き出しましょう。
資格や表彰経験など、分かりやすいもの以外に次のような観点でも挙げていきましょう。
- ありがとうと言われたこと
- いくらやっても苦にならない
- 自分は普通と思ってるけどスゴイらしいこと
コツは、世界で一番みたいものでなく、クラスで一番くらいのものでOK。自分が得意なことほど好きになりやすいですし、強力な道具になるからです。
仕事で何がやりたいかわからない30代を卒業③:『仕事の目的と目標を決める』
仕事の目的と目標を決めましょう。
仕事の目的はたったひとつで、「自分が幸せになること」。
世のため人のためも確かに大切ですが、一番は自分が幸せになることでOK。結局、世や人のためにがんばるのは、自分が幸せな気持ちになることが目的だから。
「幸せな状態」はさっき決めたので、ここでは仕事にフォーカスして書き出していきましょう。
- 指示命令が少なく好きにやれる
- お客さんに近い業務
- サービス残業なし
- 土日休み
- 転勤なし
- 在宅OK
仕事の目標は、目的を実現するために必要なもので、次のようなイメージです。
- 年収:40歳までに1000万円
- 出世:40歳までに課長、50歳までに部長
- 資格:MBA、中小企業診断士
もっと分解するとよりわかりやすいですね。
仕事の目的や目標について詳しく知りたい方は、次の記事をおすすめです。
>> 仕事の目的はひとつだけ【大義名分で苦しむのはやめよう】
>> 仕事の目標のメリットと注意点【簡単フォーマットあり】
仕事で何がやりたいかわからない30代を卒業④:『小さく自由に始める』
棚卸で自分が得意で好きなことがわかり、仕事の目的と目標が決まったら、次は小さく自由に始めてみましょう。
小さく自由に始める方法は次の2パターン。
- 本業で隠れてやってみる
- 副業でやってみる
本業でやる場合は、余った時間と予算を使って誰にも言わずに非公式にトライすることが多いです。俗に言う「アングラ」ってやつ。
意外とこのパターンってイノベーションが起きることが多くて、実際にぼくも、趣味でやってた研究がタネになって、結果的に大きな成果につなかがったパターンがあります。
本当に好きに自由にやるのであれば、副業がおすすめ。
文章や絵が好きだったりすれば、クラウドソーシングサイトを利用することで稼ぐことができます。
ぼくは文章を書くことが好きなので、このハピサラブログをやったり、Webライターとして稼いでいます。
副業は、本当に自由なところが一番のメリット。いちいち上司のハンコもいらないので、思いついた即実行で、小さくたくさん失敗もできるので、成長も早いです。
仕事で何がやりたいかわからない30代を卒業⑤:『大きく動く』
やりことがわかったけど、今の環境ではないなと考えたら大きく動きましょう。
次の3つのパターンがありますね。
- 異動
- 転職
- 独立
おすすめの転職サイトは次の通り。
登録は無料のものが多いので、自分の市場価値を知る意味でも登録して損はないですよ。
仕事で何がしたいかわからない30代を卒業5ステップ【他人と比較しない】:まとめ
この記事では、こんな悩みを解決してきました。
本記事のまとめ
・仕事で何がしたいかわからない30代になる原因【隣の芝】
・仕事で何がしたいかわからない30代を卒業5ステップ【自分になる】
仕事で何がやりたいかわからなくなって「このままじゃダメだよね。でもどうしていいかわからない、、、」となっている方に向けた記事でした。
ぼくも、学生時代や入社してすぐの頃は何でもかんでも手を出してやりたいことを手当たり次第にやっていました。今はとにかく残業せずに家に帰ることを目的に仕事をしています。でも幸せ。
この記事を読めば、何がやりたいかわからなくても問題ないことを理解できます。どうしても見つけたい方には、今日から始められる方法をやさしく紹介しているので、すぐに実践できますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。