この記事では専業サラリーマンがブログやるべき3つの理由
- アウトプットによる自己資産の形成
- Webスキルの習得によるバーベル戦略
- ビジネスフローを全部経験
の【Webスキルの習得によるバーベル戦略】について書いています
まとめは、
- 組織によらない個人でできるライトインフラスキルを育てる
- ライトインフラスキルを育てる=本業以外のアウトプットを持つ
- ブログはライトインフラスキルの福袋
となっています
そもそもバーベル戦略とは?
「バーベル戦略っていきなり言われてもわからないし」
「何?筋トレして身体も鍛えろよってこと?」
ここではハッピーサラリーマン流のバーベル戦略について紹介します
世の中のバーベル戦略
とりあえずググってみると色々出てくるので、その中で専業サラリーマンに一番フィットしそうな説明を紹介します
安定した大企業に行く人は(安定しているからこそ)自分の仕事の時間の 85% を安全で “超保守的な” 大企業で過ごしつつ、残り 15% の時間で”超積極的で投機的な”サイドプロジェクトをしてみると良いのでは、ということになります。
安定した大企業に就職するならブラックスワン対策に「バーベル戦略」がお勧め
https://medium.com/
僕がバーベル戦略と言う言葉を知ったのは、出口周さんの著書「ニュータイプの時代」でした
内容は上のブラックスワンへの備えとはちょっと異なり、例えば片方は堅実な弁護士でもう片方はロックスターと言うもの
要するに生活を安定的に支える仕事と夢を追う不安定な仕事の二つを追うもので、やはり片方でハイリスクを負うものです

僕としてはこれがあまり専業サラリーマンにはピッタリきませんでした
ハッピーサラリーマン流のバーベル戦略:ヘビーインフラとライトインフラ
では専業サラリーマンにぴったりなバーベル戦略はなんでしょうか?
答えは、会社でしかできない仕事と個人でもできる仕事の二つを持つことです
ではこの2つを分ける基準は何かと言うとインフラです
会社でしかできない仕事を僕の例で挙げると
- そもそも高価な初期費用が必要な仕事:素材、実験装置設備
- 企業名で取ってきている仕事
- 製品商品が個人では作りだせない仕事
が挙げられます
これって企業組織という割と大きくてヘビーなインフラを必要とする仕事と考えることができませんか?
逆に個人でできる仕事の例を取ると
- 頭脳勝負の仕事:コンサルタント、仕業
- 初期費用が小さいWebの仕事:ブログ、デザインなど
- 製品商品が個人で作り出せる仕事
が挙げられ、頭脳とPCひとつに代表されるように持ち運び可能なライトなインフラでできる仕事と考えることができます

ハッピーサラリーマン流のバーベル戦略は企業組織に属してヘビーインフラを使う仕事をメインとしつつ、同時に個人でできるライトインフラを使った仕事も育てるものです
ライトインフラスキルを持たないことのリスク
ライトインフラで仕事ができる能力を、ライトインフラスキルと呼ぶことにします
このライトインフラスキルを持たないとどんなリスクがあるでしょうか?
一緒に考えていきましょう
ヘビーインフラ専業サラリーマンのリスク
「なぜ企業組織のヘビーインフラの仕事だけではだめなの?」
何て言う方は今どきいないと信じたいですが、理由は以下の通りです
- 会社の倒産
- リストラ(最近黒字大企業でもばんばん実施)
- やむを得ない事情での退社(家庭、会社合わない)
この激動の世の中ではいつ起こってもおかしくはありません
そして会社はこんな時に「マジかっ」ってくらい守ってくれず、むしろ殺しにきます
※近くで嫌と言うほど見てきました
こうなった時に貯金が十分で将来に不安がなければ問題ないですが、世の中の専業サラリーマンのほとんどが生活のために新しい仕事を得る必要があります
ついに激動の波があなたのところに押し寄せ今務めているヘビーインフラ企業から卒業する時がきました
「さあ、どうしますか?」
いくつかのパターンで一緒に考えていきましょう
ヘビーインフラオンリーの専業サラリーマンの場合
この場合にとれる選択肢はひとつしかありません
それは同業や同職種のヘビーインフラ企業に転職することです
黒字の大企業でさえリストラしている昨今
- 社外評価:各種の賞、論文、特許、博士号、仕業
- 社内評価:各種の賞、実績
- 時代にマッチした専門性:最近だとAIやデータサイエンス
上記のような誰が見ても「この人すげぇ」な専業サラリーマンでないと、今以上の転職先はまず見つからないでしょう
いや、下手をしなくても苦戦は必至です
この記事を書いている現在の僕も苦戦は必至です。。。
ライトインフラスキルを持っている専業サラリーマンの場合
ライトインフラスキル(ここでは評価も含みます)を育ててきた専業サラリーマンの場合はどうでしょうか?
ライトインフラスキルを持っているとヘビーインフラ一択の場合と比較して選択肢が増えます
ヘビーインフラ専業サラリーマンの場合は下の一択です
- 同業か同職種のヘビーインフラ企業組織への転職
選択しがなくしかもたいがい苦戦必至なのでアンハッピーですね
ライトインフラスキルを育ててきた専業サラリーマンの場合はどうでしょうか
- 同業か同職種のヘビーインフラ企業組織への転職
- ライトインフラスキルで食いつなぎ(本業:転職活動、副業:ライトインフラビジネス)、その後ヘビーインフラ企業へ転職
- ライトインフルスキルを活かして、独立起業
選択肢が一気に3倍でハッピーも3倍です
まとめると下の表の通りになります
選択肢 | ライトインフラスキルあり | ヘビーインフラスキルのみ |
同業同職種転職 | 〇 | 〇 |
一時食いつなぎ | 〇 | ✖ |
独立起業 | 〇 | ✖ |
「じゃあ、専業サラリーマンがライトインフラスキルを育てるにはどうしたらいいの?」
今から一緒に考えていきましょう
ライトインフラスキルを育てる方法
ライトインフラスキルを育てるルートは大きく2つあります
- 社内で育てる
- 社外で育てる
個人的には両方やるのがハッピーサラリーマン流です

社内で育てる
まず社内で育てる方法ですが、組織に生きる人間としての制約条件が鍵になります
それは、
- 仕事の内容:正しい目的と手段の設計
- 自分の時間の確保:リソースの確保
の2つです
両方とも自分でなかなかコントロールできない、専業サラリーマンとして制約条件として君臨している二大巨頭ですね
逆にこの2つを正しい方向にもっていければ、それだけでぬくぬくとヘビーインフラ企業の専業サラリーマンをしながらライトインフラスキルを育てられと言うことです

仕事の内容:目的と手段の正しさ
まず仕事の内容ですが、これも2つに分けて考えてみましょう
本ブログでは何でもどんどん分けていきます(笑)
- 目的・目標
- 仕事の種類
- 手段
この3つが正しいかどうかのチェックポイントを考えていきましょう
目的・目標のチェックポイント
仕事で出した成果が社外公表でき、評価が履歴書に書けるものであるかが重要になります
例えば僕の仕事では
- 新聞発表
- 学会発表
- 論文投稿
- 特許出願
が挙げられます
仕事の種類のチェックポイント
仕事の種類は
- 時間型
- 成果型
は2つに分けられます
時間型とは、ある一定の時間必ず会社に拘束され仕事をするもので、時給型の仕事もこれに含まれます
要するに自分の時間がなく裁量がない仕事ですね
例えば
- 工場での単純繰り返し作業(例:工場でひたすら組み立て)
- コンビニバイト
- 会議
が例として挙げられます
時間型の場合、その会社でしか通用しないヘビーインフラスキルを必要とする仕事内容の割合が高く、さらに仕事の中でも自分で自由にできる時間が少ないため
必然的に仕事の成果自体も上げにくくなります
手段のチェックポイント
ヘビーインフラの専業サラリーマンでは、この手段が最も裁量が効きます
自分次第でライトインフラスキルが使い放題です
僕がお勧めするライトインフラスキルは以下の2つです
- ビジネススキル(戦略論、マーケティング、組織論など)
- グローバルスタンダードな汎用ツール
仕事の生産性を向上させ自分の時間を作り、さらに自己投資に廻してスキル向上の上昇スパイラルに乗りましょう
が、手段でもやはり障害があります
それは新しいやり方を認めないKKD(経験・勘・度胸)おじさんです
一番イメージし易いのは某「喝っ」おじさんですね(笑)
この方々は確かに「これまで」「ある特定の問題」を解決してきた実績はありますが、
- 「これから」の問題に役に立つ?=自分にのみ過度に最適化
- 「これから」どころか「今」すら学ぼうとしない=世間知らず
- 体系化されていない=教えられない
- そもそも教える気もない=過度な自己防衛
- それでいて権限がある=わがまま
と言う性質を持っており、仕事が進まないだけならともかく下手したら自己防衛のために殺しに来ます
「どうしよう。。。」
僕もこのようなおじさん達に囲まれて仕事しており、参考までに対策方法を上げると、
- 無視
- 切れる
- 成果を出す
と、3つ目の成果を出す以外はハッピーサラリーマンらしくない方法で対処しています(笑)
★このKKDおじさんの対処に関しては別記事でまとめようと考えていますので、お待ちください(現在執筆中:KKDかAIか!?両極端なおじさん達)
自分の時間:リソース
目的と手段が正しくても、それに注ぐリソースがなければ何も進みません
しかもそのリソースは良質なものでなければ効率も上がりません
自分の時間を確保するためには辞めることが重要です
やめるべきことは、無駄な
- 会議
- 雑談
- 飲み会
の3つです
さらにこの3つをやめるために必要なものは、幸せになる覚悟です
この覚悟を支えに無駄な他人時間に自分の貴重な時間=人生を捧げるのは今すぐに辞めましょう!
必要もモノと簡単なまとめ
仕事の内容×自分の時間の質を最高に高めるために必要なものは、
- 設計力
- 権限(自分になくても使える上司がいればOK)
の2つになります
仕事の内容を正しく設計・デザインする力と、それを誰にも邪魔されずに正しく実行できる権限があれば、ヘビーインフラ企業でぬくぬく専業サラリーマンをしながらライトインフラスキルを育てられます
まとめると、自分でコントロールできる仕事を設計・選択して、ライトインフラな方法で進め解決することが大切、ということになります

社外で育てる
社外で育てる場合の最大の問題点は、
- 本業以外のアウトプット先
- 自分の時間
の2つを確保することです

それではこの2つについて一緒に考えていきましょう
本業以外のアウトプット先の確保
社外で育てる場合、これが一番の問題になります
社内で育てる場合と比較して考えていきましょう
社内でのアウトプット先
僕を含む専業サラリーマンの大半は、とりあえず会社から何かしらの仕事=アウトプット先が与えられるのでこの点をあまり考える必要がありませんでした
一方で面倒くさくそして無駄な
- 報連相
- 承認ハンコリレー(そもそも承認がもらえないことも)
- そもそもクソ仕事
と言うコストを差し出す必要があるのでハッピーサラリーマン的にはかなり苦痛です
社外でのアウトプット先
社外の場合は、アウトプット先を自分で確保する必要があります
すでに広くアウトプット先として世の中でやられているのが
- 投資(株、不動産、FX、仮想通貨)
- 副業(クラウドワークス、ココナラ)
の2つですね
投資の場合は元手とリスク、副業の場合はスキルと時間がネックになり、なかなか僕のような臆病でスキルのない専業サラリーマンには手が出せません
一方で社外の場合は社内と比較して下のような大きなメリットがあります
- 全てが自分次第、自由
- 上司がいないため報連相も承認不要
- 社会から評価される=ライトインフラスキルの証明
ヘビーインフラ企業の平凡専業サラリーマンからすると本当にうらやましいメリットですね
社外アウトプット = 目的・目標の正しさ×手段の正しさ
社外アウトプットを分解すると社内で育てるケースと同じで、
目的・目標の正しさ
手段の正しさ
の2つに分解することができます
それぞれ考えていきましょう
目的・目標の正しさ
専業サラリーマンが社外にアウトプット先を確保できれば、それはすでに正しい目的・目標設定を達成したと同義です
なぜなら、社外アウトプット先を確保するには個人のスキルしか頼るものがなく必然的にライトインフラスキルを活用するしかないからです
アウトプット先を見つけた方々は安心してください
そしてめちゃくちゃ尊敬します!!
手段の正しさ
企業組織の中では誰かしら相談したり、研修で勉強したりと正しい手段を身につける機会はそこに転がしてもらっていました
社外の場合はこれを全部ひとりで見つけて考えて身につけ行かなければなりません
でも社外アウトプットは自分次第=完全自由なので勉強も実行も全部自分で決めることができるため、下のようなメリットがあります
- 報連相や承認などのコスト不要
- 全て自己責任で好きなようにでき成長が早い
デメリットを上げるとすると、お金と時間が掛かるということでしょうか
でもこれも自己投資と考えれば全くもって問題ないですよね
まとめのイメージは下の通りです
自分の時間の確保
社内で育てる場合も出ましたが、社外の場合は本質が全くことなります
社内の場合はやるべき仕事があり、会社にいる以上は仕事をしなければならないため義務感を自分の時間を確保するモチベーションに利用できました
それに対して社外の場合は、自分以外の誰も命令してくれないし義務もありません
社内の場合のネックは
- やってもやらなくても良い
- 他にもやりたいことがある
- 孤独
の3つになります
「やってもやらなくてもいいしさ~それにこの新作ゲームたのしそうじゃん~ひとりで虚しくね?」
と言う、悪魔のささやきにいかに勝つかが重要になります
社外で自分の時間を確保するため必要なものは、全体にやってやるんだという覚悟です
そしてその覚悟を支えるものは
- 好き楽しい
- 危機感
の2つです
好きで楽しいものでないと続かないし、誘惑を振りほどけない
そして「社会は厳しくて残酷で会社なんていつ潰れるか、クビになるかわからない!」と言う危機感がないと必死になれない
そして覚悟を持って
- 残業
- 飲み会
- 薄い友達付き合い
を今から辞めて自分の時間を作りましょう
あなたの人生はあなたの物です
ここまでのまとめ
まとめは下のイメージになります

Web系のライトインフラスキルはブログにたくさん詰まっている
ここまで引っ張りに引っ張ってきてやっと本題に入ります(笑)
いつか構成変更しないといけませんね
「じゃあヘビーインフラ専業サラリーマンは何をアウトプット先にしたらいいの?ライトインフラスキルが身につくの?」
その答えがブログです!
その理由を一緒に考えていきましょう
ヘビーインフラ専業サラリーマンの性質
ヘビーインフラ専業サラリーマンは
- リスクコストを取りたくない(社外ならなおさら)
- 自分には特別なものがない
という思っている自信なしでかつ自分勝手な生き物です(笑)
ブログはその自信なしでかつ自分勝手な専業サラリーマンにぴったりで、
- ノーリスクでさらにローコスト
- 自分では当たり前のことを特別な資産にできる
- さらにWebスキルが身につきどこでもできる
の3つを兼ね備える最強のアウトプット先です
ノーリスクでさらにローコスト
不用意な顔出しや炎上などによるトラブルさえ避ければ、基本ノーリスクです
さらに、無料ブログもあるし自分でサーバー立てて有料でやっても月々1000くらいで十分運営できます
それでいて元ネタは自分自身の経験体験や考えで良く、仕入れコストゼロ円です
自分では当たり前のことを特別な資産にできる
「あなたにとっての当たり前は他人からみたら当たり前ではない」
「あなたと同じ失敗を他の誰かがするかもしれない」
あなたは世界で過去・現在・未来を見渡してもただ一人のオンリーワンです
そんなあなたの経験や体験が特別出ないわけはないですよね?
ブログにすることで体系化して言葉で表現することで資産に変えることができます
僕自身、ブログを書き始めてから
- 情報のアンテナが敏感になった
- アウトプット前提でインプットの質が変わった
- 新しい考えと書きたいことがどんどん湧いて出るようになった
といいことしかありません
人生が変わったと言っても過言ではないですね
Web系ライトインフラスキルが身につく~ブログはWeb系ライトインフラスキルの福袋~
この点は非常に大切なので見出し大きくしました(笑)
ブログを通して得られるスキルとして、
- Webマーケティング
- Webデザイン
- Web記事ライティング
- Webプログラミング(HTML, CSS, Javascript, PHP)
が挙げられます
これって会社でなくて全部個人で身につけられどこでも仕事に活かせるライトインフラスキルですよね?
このライトインフラスキルを活かして、多くのブロガーさん達が実際に収益を上げたり、専業サラリーマン辞めているのは皆さんもご存じだと思います
まとめ
この記事では専業サラリーマンがブログやるべき3つの理由
- アウトプットによる自己資産の形成
- Webスキルの習得によるバーベル戦略
- ビジネスフローを全部経験
の【Webスキルの習得によるバーベル戦略】について書いてきました
まとめは、
- 組織によらない個人でできるライトインフラスキルを育てる
- ライトインフラスキルを育てる=本業以外のアウトプットを持つ
- ブログはライトインフラスキルの福袋
です
ライトインフラスキルの育て方の体系は下のイメージになります

僕自身、こんなにブログが楽しくて好きになるとは考えてもみませんでした(笑)
本記事も最後までお付き合いありがとうございました!
それでは今日も楽しくハッピーな一日を過ごしましょう