この記事では、こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- サラリーマンがオワコンの理由5つ
- サラリーマンの最強メリット→オワコンなのはフリーランス!?
- サラリーマンがオワコンにならない働き方3選
- サラリーマンがオワコンにならない究極の方法
本記事の信頼性
・社内では部門廃止と無差別な左遷の嵐
・オワコンなんて1mmも思わず、気楽に生きてます
サラリーマンがオワコンって言われて不安でいっぱいな方に向けて、オワコンと言われる理由と最強のメリット、さらにオワコンにならない働き方を紹介しています。
実際にぼくは、部門廃止や左遷の嵐の中でもサラリーマンがオワコンとは1mmも思ってません。それどころか気楽に生きています。
この記事を読めば、オワコンなんて気にする必要がないことに気付き、働き方の選択肢が広がり不安が軽くなりますよ。
オワコンなのはサラリーマンではなくて、今の会社なのかも。
ハイクラス転職に特化したエージェントである『JACリクルートメント』と一緒に、オワコンな会社を卒業しましょう。
※実力に自信がある方だけで進みましょう
オワコンと言われて不安になるのは、自分の実力に自信がないからかもしれません。
MBA経営大学院のグロービスが運営する動画学習サービスの『グロービス学び放題』なら、スマホでサクッとすきま時間に驚くほどハイレベルの知識がインプットできます。
※10万人があなたの先を進んでいますよ
サラリーマンがオワコンな理由5つ

サラリーマンがオワコンと言われる理由をまとめると、将来性がなく自由がないからです。
5つの理由に分けて、詳しく解説します。
サラリーマンがオワコンな理由5つ
- サラリーマンが安泰な時代は終わり
- 収入が頭打ち、どころか減っている
- とにかく不自由で選べない
- まっさきに搾取される
- 変化に対応し切れない
理由①:『サラリーマンが安泰な時代は終わり』
サラリーマンが安泰な時代は終わりつつあります。と言うか終わらないと、日本が世界の競争にについていけません。
- 年功序列と終身雇用の崩壊
- 大企業でも倒産・リストラ
会社に長く勤めれば務めるだけで、給料と身分が保証されていた年功序列と終身雇用は崩壊しつつあります。
トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言
雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた
引用: 「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか
経団連の中西会長の終身雇用に関する発言
終身雇用を前提に企業運営、事業活動を考えることには限界がきている。外部環境の変化に伴い、就職した時点と同じ事業がずっと継続するとは考えにくい。働き手がこれまで従事していた仕事がなくなるという現実に直面している。
引用:「終身雇用見直し」だけではない経団連会長発言の真意。人材入れ替え「ジョブ型」への野心
短期的には個人にもメリットはありますが、長期的には致命的なデメリットになります。
社会環境が変化しているのに、今までのスキルや思考しか持ってない社員では戦えないの当たり前。
でもそんな人材を会社が全て受け入れていると、会社が疲弊して潰れてしまいます。
理由②:『収入が頭打ちどころか減っている』
どんなに頑張ってもサラリーマンだけでは収入が頭打ちになり、それどころか知らないうちに減っています。
収入が増えないどころか減る理由
- 頑張った分だけもらえる訳ではない
- 社長以上はもらえないし、せいぜい課長止まり
- そもそも業界と職種で大枠が決まる
- 日本の実質賃金だけ上がっていない
その①:『頑張った分だけもらえる訳ではない』
日本企業では、どんなに頑張って成果を3倍出しても、給料が3倍になることはまずありません。
なので、成果を3倍だして下からの信頼も厚い係長の給料が、寝てるだけのパワハラ課長の給料より低いなんてことも当たり前(実体験)。
となって、実力がある人間もモチベーションも下がり、最初からやる気のない人間はさらに何もしないという悪循環に陥ります。
その②:『社長以上はもらえないし、せいぜい課長止まり』
そもそもどんな会社でも、社長以上に給料がもらえる訳はありません。
すでにこの時点で天井が存在します。
係長以上になれない人の割合(大卒男子50~54歳)
- 1985年:19.9%
- 2002年:32.0%
- 2010年:36.0%
課長以上になれない人の割合(大卒男子50~54歳)
- 1993年:46.1%
- 2013年:55%
定年退職前の50代後半では、67.8%が課長以上の管理職になれていないのが現実です。
参考: 減り続ける「管理職のイス」と“死亡率”急上昇のリアル |#SHIT
これ以上を目ざそうとすると、そもそも配属先の部署や上司など運要素が大きくなるので、自分でどうにかレベルを超えて努力でどうにかなるものではありません。
その③:『そもそも業界と職種で給料の大枠が決まる』
その意気や、良し。
ですが、現実はそこまで甘くありません。
業界と平均年収の関係

引用:平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】
職種と平均年収の関係

引用:平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】
そもそも社長の年収上限が2,000万円の業界で、1億を目指すのって無理ですよね。
出世すること以上に、大枠である業界と職種の選択の方が大切になることを覚えておきましょう。
>>ハイクラス転職で年収アップするなら『JACリクルートメント』
なやむくん マイホーム購入して、子供たちにも囲まれて毎日が幸せ。でも、今の会社だと成長できないし、給料も上がらなくて将来不安です。実力主義でワークライフバランスも良い会社に転職したいです。これって贅沢ですか? […]
その④:『日本の給料は実質的には目減りしている』
実は現状維持すらできないのが日本の現実です。


サラリーマンだけで実質的な意味での現状維持をするには、給料の高い業界に移るか、出世するしかありません。
理由③:『とにかく不自由で選べない』
サラリーマンはとにかく不自由で、自分で選べることがほとんどありません。
サラリーマンが選べないこと
- 働く時間
- 働く場所
- 仕事内容
- お客さん
- 会社の人間関係
仕事にかかわることほぼ全部(笑)
これが”社畜”と呼ばれる最大の理由。
好きな時間に好きな場所で、好きな仕事を好きな人とやりたい人には、不自由過ぎてオワコンと言われても仕方ありませんね。
理由④:『まっさきに搾取され、ほぼ対策できない』
税金面ではサラリーマンがまっさきに搾取される上に、サラリーマンオンリーではほぼ対策できません。
それは、本当は搾取されているのにその痛みを感じない、上にとっては上手な仕組みになっている証拠です。
次のようにサラリーマンの税金搾取はどんどん重くなっています。


サラリーマンの手取りを減らす税制変化
- 2003年:社会保険料の総報酬制によりボーナスの手取りが減る
- 2004年:配偶者特別控除の一部廃止により専業主婦またはパートの妻のいる夫の手取りが減る
- 2006年:定率減税の廃止により所得税・住民税アップ
- 2011年:中学生以下の子どもの扶養控除廃止、高校生の子どもの扶養控除の縮小により、子育て世帯の手取りが減る
重くなっているのに痛みを感じさせずに天引きする。良く出来た仕組みですね。
理由⑤:『変化に対応し切れない』
サラリーマンは、世界の成長・変化のスピード速さに対応し切れません。
変化に対応できない理由
- 会社の方針には逆らえないから
- 会社のスピード以上は出せないから
- 年次や長期計画を途中で変更できないから
どんなにあなたが正しい方向を示せたとしても、上がノーと言えば絶対にそちらには進めません。
AIやテクノロジーの進化、また環境問題や地政学リスクなど、とにかく変化が激しく先の読めない時代に、変化に対応しきれないのは致命的。まさにオワコンです。
サラリーマンの最強メリット→オワコンなのはフリーランス!?


そうとも言い切れません。
なぜならサラリーマンにはフリーランスでは得られない、大きなメリットがあるからです。
裏返すと、サラリーマンのメリットがそのままフリーランスがオワコンと言われる理由になります。
サラリーマンの最強メリット3つ
- サボってても毎月給料が入る
- 社会保険がとにかく手厚い
- 自分の仕事に集中できる
なやむくん 「会社員はオワコンだ!」って言われてて悔しいです。フリーランスに負けないメリットを知りたいです。とは言え不安もあるので、会社員はこれからどんな戦略を取ったらいいですか? この記事では、こんな悩みに[…]
メリット①:『サボってても毎月給料が入る』
サラリーマンとして会社に籍を置いていれば、よっぽどな事情がない限りは毎月給料日になると給料が振り込まれます。
こんな人でも毎月給料が入る
- 寝てるだけ
- パワハラしてるだけ
- 仕事で失敗してるだけ など
フリーランスでこんな人がいたら、間違いなく収入ゼロですよね。
サラリーマンは会社が存在し、そこに籍がある以上は給料がもらえるという「身分」。
メリット②:『社会保険がとにかく手厚い』
フリーランスと比べて、会社員の社会保険の制度がめちゃくちゃ充実していて、さらに会社が負担してくれている分もあります。
社会保険の種類
- 『医療保険』:けがや病気など
- 『厚生年金保険(年金制度)』:年金受給
- 『介護保険』:介護が必要な人
- 『雇用保険』:失業手当など
- 『労災保険』:業務中・通勤中の怪我や病気など
特にメリットの大きい「健康保険」と「年金制度」について紹介します。
①『医療保険』でのメリット
医療保険はご存じの通り、怪我や病気で病院に掛かった時に、医療費の一部や全額を負担してくれるもの。
医療保険の違い
- サラリーマン:『健康保険』(会社が加入している保険組合)
- フリーランス:『国民健康保険』
健康保険と国民健康保険の違い
健康保険(会社員) | 国民健康保険 | |
保険料負担 | 半分(半分は会社負担) | 全額自己負担 |
扶養制度 | 被扶養者も無料で加入 | 世帯単位で加入 |
傷病手当 | あり(標準月額3分の2) | なし |
さらに傷病手当が最長で1年6カ月もあるので、もしもの時も手厚くて安心です。フリーランスにはないメリット。
②『年金制度』でのメリット
年金制度の違い
- 会社員:国民年金+『厚生年金』
- フリーランス:国民年金
年金保険料は月ごとに給料から天引きされていて、低率で18.3%になっています。
一番のメリットは、厚生年金の保険料の半分は会社が負担してくれている点です。
条件を次の通りに考えましょう。
- 厚生年金40年加入
- 月収換算42.8万円(年収約500万円)
会社員とフリーランスの年金受給額の違い
サラリーマン | フリーランス | |
国民年金受給額 | 月6.5万円 | 月6.5万円 |
厚生年金受給額 | 月9.1万円 | なし |
参考:こんなに違う! フリーランスと会社員の社会保障制度|ファイナンシャルフィールド
メリット③:『自分の仕事に集中できる』
雑用は少しはありますが、基本的には自分の仕事に集中できるのもフリーランスにはないメリット。
「日本企業の勝算」によると実際に日本の生産性が低いのは、分業の効果が得られにくい個人事業や中小企業が多いからとも分析されています。
ちなみに著者は、オックスフォード大学で日本学を専攻、ゴールドマン・サックスで日本経済の「伝説のアナリスト」として名をはせたデービッド・アトキンソン氏。
サラリーマンは、組織の力を利用できて自分の仕事に注力でき点が、フリーランスと比べた時に大きなメリットです。
サラリーマンがオワコンにならない働き方3選


サラリーマンでもフリーランスでも次の3つの働き方があります。
- 常にトップにい続ける →キツイ
- ハイブリッド→副業と個人事業主
- 降りるを受け入れる(ダウンシフト)
その①:『常にトッププレイヤー →キツイ』
サラリーマンでもフリーランスでも、とにかく成長し続けてトッププレイヤーとして生きることができれば、オワコンなんて言われません。
常に成長し続ける実力とモチベ―ションが求められるので、平凡なサラリーマンが選ぶには正直キツイ選択肢ですね。
ビジネススキルを身につけて、生産性を向上させましょう。
身につけるべきビジネス知識とおすすめ本
- ロジカルシンキング:『 ロジカル・シンキング Best solution』
- 問題解決:『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』
- マーケティング:『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』
動画学習サービスの『グロービス学び放題』なら、初心者の方でもサクッと身に付きます。
グロービス学び放題のメリット
- MBA経営大学院の最強コンテンツ
- 料金は月ビジネス書一冊分
- スマホでいつでもどこでも
- 本より分かりやすい
登録はたったの3分で7日間無料。MBAの教授陣の講義など2,700コンテンツが見放題で、10万人が毎日勉強しあなたの先を進んでいます。
なやむくん ビジネス知識をサクッと勉強したい。グロービス学び放題が気になってる。無料お試しってどう?登録方法って簡単?止め方は? この記事では、こんな悩みにお答えします。 結論は、登録はたったの3[…]
なやむくん マイホーム購入して、子供たちにも囲まれて毎日が幸せ。でも、今の会社だと成長できないし、給料も上がらなくて将来不安です。実力主義でワークライフバランスも良い会社に転職したいです。これって贅沢ですか? […]
その②:『ハイブリッド型→おすすめ』
平凡なサラリーマンでも可能な働き方が、フリーランスとしても働く「ハイブリット型」になります。
ハイブリット型の答えは、「副業」です。「副業」である程度稼げるようになると、「個人事業主」として開業も可能。
サラリーマンとフリーランスのいいとこ取りで、完ぺきとは言えないまでも、かなり自由度が高まりリスクが減らせる生き方です。
サラリーマンのオワコン理由を、
- サラリーマンが安泰な時代は終わり
→フリーランスは実力主義でリストラなし - 収入が頭打ち、どころか減っている
→収入はがんばり次第 - とにかく不自由で選べない
→好きな時間・場所・人と仕事可能 - まっさきに搾取される
→税金をコントロールしやすくなる - 変化に対応し切れない
→どっちかがこけても安心
と、フリーランスのメリットで軽くすることができます。
個の時代と言われていますが、会社に依存せず、完全にフリーランスでやっていくのも不安ですよね。
サラリーマンの防御力を活かしつつ、副業でフリーランスの機動力と攻撃力を使っていくハイブリット型は、これから主流になる働き方です。
なやむくん 「会社員はオワコンだ!」って言われてて悔しいです。フリーランスに負けないメリットを知りたいです。とは言え不安もあるので、会社員はこれからどんな戦略を取ったらいいですか? この記事では、こんな悩みに[…]
その③:『降りる →楽ちん』
最後のひとつは、「降りる」になります。
収入の拡大や金銭的な自由をある程度あきらめて、生活水準を最適化すること。
日本の将来って不安だらけと思いませんか?
日本の将来
- 少子高齢化
- 社会保障費の膨張
- イノベーションも起きない
- 実質賃金上がらない
- 税負担は上がる
これって将来どころか現在進行中でして、今まで通り働いていも、必ず貧乏になることが避けれないと同じですよね。
なので、腹をくくって降りていく準備をしましょうということです。
降りるメリット
- 楽ちん
- 準備になる
- ショックが小さい
収入と幸福は必ずしも一致しないし、競争や成長から降りても幸せに暮らしている人たちもたくさんいます。
降りても幸せな人たちの本
これまでの成長と拡大だけを追い求める生き方だけだと、正直言って苦しくないですか?
サラリーマンがオワコンにならない究極の方法


究極、気にしない。
「これからは個の時代!」と言われて久しいですが、働き方だけでなく、自分の価値観も自分で決めればOKです。
サラリーマンはオワコンじゃない!メリットを活かして賢く生き抜こう:まとめ


この記事では、こんな悩みを解決してきました。
オワコンな理由5選
- サラリーマンが安泰な時代は終わり
- 収入が頭打ち、どころか減っている
- とにかく不自由で選べない
- まっさきに搾取される
- 変化に対応し切れない
サラリーマンの最強メリット3つ
- サボってても毎月給料が入る
- 社会保険がとにかく手厚い
- 自分の仕事に集中できる
オワコンにならない働き方3選
- 常にトップにい続ける→キツイ
- ハイブリッド→副業と個人事業主
- 降りるを受け入れる(ダウンシフト)
オワコンにならない究極の方法
- 何を言われても、気にしない
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。