
プロジェクト案件獲得できる提案文ってどんな内容?
この記事では、こんな悩みにお答えします。
・構成はブログと同じで①主張、②理由、③具体例
・読ませるより見せるを意識して箇条書きが基本
ぜひ参考にしてください♪
ランサーズの提案文の目的と基本構成
まず最初に、目的と基本構成を理解しましょう。これが何よりも大切です。
提案文の目的は次の通り。
- クライアントに納得してもらう
- クライアントに行動してもらう
簡単にすると、
- 納得
- 行動
この2つが目的です。
クライアントに納得してもらうには、何よりロジカルな構成が必要。
そして納得しもらって初めて、あなたの主張の通り行動してもらえます。
提案文が良かったのか、プロジェクト提案期限の前に採用されることも実際にありました。
ではこの構成とはどんなものでしょうか?
実は、ブログの構成と全く同じです。
- 主張
- 理由
- 具体例
これを、最初の「挨拶」と最後の「心がけ」とサンドイッチして完成。
それでは、詳しくみていきましょう。
ランサーズ提案文の構成その1:主張
主張は、クライアントに行動してもらいたい内容です。
内容は実に簡単。「仕事下さい」、それだけ(笑)
具体例は下の通りです。
「プロジェクト名」に提案させていただきます。
「プロジェクト名」の仕事に興味があり、提案させていただきました。
めちゃくちゃ簡単なのでここであまり悩まなように。
ランサーズ提案文の構成その2: 理由
理由はQCDの3つの視点で書くことが重要です。
念のためQCDについて簡単に説明しますね。
- Quality:品質
- Cost:コスト・費用
- Delivery:納期
理由は、クライアントはこの3つを満足させてくれるランサーに仕事を依頼したいからです。
言い換えると3つの疑問に答えてくれる人に依頼しますよ、ってこと。セールスライティングの基本ですね。
疑問に対する答えとして、次の内容で書きましょう。
- Q:プロジェクト内容への理解
- Q:実績
- C:プロジェクト費用
- D:稼働時間
プロジェクト内容への理解を示す
理解を示すことで「この人わかってるね!依頼しても大丈夫そう」と思ってもらいましょう。
これによりクライアントは、
- 追加の説明なく
- 少ない修正で
- 高い品質の記事
を納品してくれるなと、安心できます。
理解を示す手順は2つになります。
- 理解する
- 正しく伝える
理解するためには次の2つを良く読むことが大切です。
- プロジェクト内容・説明
- サイト(あれば)
そして次に、理解したことを正しく伝えるために、僕は次の2つを書くようにしています。
- 目標
- 目的
目標は簡単なペルソナです。
例えば次のようなものになります。
- 読書したいけど忙しくて時間のない新人ビジネスパーソン
- ハウスクリーニングをお願いしたいけど初めてでどこに頼んで良いかわからない人
目的は、目標にとってほしい行動とそれによって得られるクライアントのメリット。
- サイトに訪問してほしい=PV増
- 本を買ってほしい=アフィリエイト収入増
- ハウスクリーニングの依頼=アフィリエイト収入増
あとは、これをまとめて文章にするだけ。
例えば、書評記事の案件だと次のようなものが考えられますね。
本案件は、忙しくて読書時間のない新人のビジネスパーソンに、おすすめ本を購入してもらうことが目的と理解しています。
実績
実績は次の2つから構成されます。
- ライティングの実績
- 分野の実績
理由は、クライアントはプロジェクト内容の分野に詳しくて、ライティングスキルがある人に仕事を依頼したいからです。
「ライター未経験でなんの実績もないんだけど。。。」
でも何かしら書いた経験はあるはずで、頑張れば大きく副業と本業の2つから書けます。
例として僕の経験を紹介します。
まず副業であればブログが挙げられます。
- ブログサイト2つ運営(期間、記事数など)
- 分野はビジネススキル・副業・転職
本業として次のことが挙げられます。
- 研究開発報告書を毎期1本(ワードで10,000字程度)
- 部下の報告書の添削
- 特許・学術論文多数
探せば書けることはいくらでもありますよ。
次に分野の実績です。
こちらも本業や副業、趣味から探してきます。
僕の場合は本業が研究開発職で、転職活動や副業の経験があり、さらに趣味は読書です。
- サイエンス
- ビジネススキル
- 副業
- 転職
- 読書
この経験の中からプロジェクトにマッチした経験を抜き出します。
さっきと同じように書評記事と想定すると、提案文の実績の内容は次のように書けますね。
ブログサイトを5カ月運営しています。ビジネスマンに役立つスキルについて情報発信し、記事は40記事ほどの実績があります。
またビジネス・実用書を中心に年間100冊ほど本を読んでいるので、書評記事には自信があります。
費用
クライアントが提示している内容のコピペでOK!
他に記入欄があるので、「特に安くしますよ!」などの特徴がないのなら不要。
だいたいこんなものが多いです。
- 500字×5記事
- 1文字1円
- 合計2500円
注意点としては、ランサーの手取りで良いのかという点です。
こちらに関しては別記事で詳しく説明する予定です。
基本、ランサーズ手数料10%と消費税10%はランサー負担が多い印象です。
これを多いと捉えるか、プラットフォームを使う必要経費としては少ないと考えるかみなさん次第ですね。
納期
これもコピペでOKです。
納期は別に記入するところがあるので、正直なくても問題なし。
でもこの納期で間に合う根拠として、以下の情報も書くことをおすすめします。
- 稼働時間:○○/週
- 文字数:○○〇文字/時
例えば、納期1週間で5000文字の案件があったとします。
その時あなたのスペックが、稼働5時間/週で500文字/時だと、どう考えても納期に間に合いませんよね(笑)
未経験の場合は、とにかく時間が掛かるので納期が長いものを選択しましょう。
ランサーズ提案文の構成その2: 具体例
具体例は、理由の信頼性を上げる役割があります。
僕は次のことを記載しています。
- 経歴(大学~社会人)
- 得意分野
- 趣味
ぶっちゃけ、自己紹介文の内容をコピペでOKです。
具体例のデメリットは、提案文が冗長になりがちなこと。
なので、この記事を書いている2020年3月の時点で、これからは必要最低限のことだけ、もしくはいっそ書かなくても良いかなと思案中です。
ランサーズ提案文の構成その4:挨拶と心がけ
挨拶と心がけはあってもなくても良い、と考えています。
理由は、主張、理由、具体例の3点セットでクライアントに必要な情報は満足できるから。
僕は以下の理由から念のため書いています。
- ないとドライすぎるような気がするから
- 社会人として一般常識な気がするから
受注してやりとりするとわかりますが、クライアントもかなりドライな方多いです(笑)
コミュニケーションのコストを減らせるのがクラウドソーシングのメリットでもあるので、あたり前っちゃあたり前ですが。
挨拶
本当に普通のものでOK。
「クライアント名」様
初めまして、ハピサラと申します。
以上。
心がけ
これもQCD保証を心掛けてますくらいのノリで書けばOKです。
納期厳守と丁寧な仕事で高い品質の仕事を約束します。
また、ご相談や修正依頼にはすぐに返信するよう心がけていますので、安心してご依頼ください。何卒、よろしくお願いいたします。
こんな感じで社会人が仕事するうえで当たり前のことを書きましょう。
あとは注意事項を追加することもありです。
例えば、下記のように返信について一言いっておくとクライアントも安心します。
日中は本業があるため返信対応が遅れることがあります。
基本的には、朝9時前、また18時以降の対応になりますことをご了承ください。
ランサーズ提案文のおまけ:注意点と工夫点
ここからはおまけ。
提案文は、読ませるより見せることを意識することが大切です。
理由は簡単で、クライアントは忙しいから。
- あなた以外からの提案もたくさんある
- 他のプロジェクトも担当している
クライアントファーストが大切。
では、具体的にどのように書けばいいでしょうか?
答えはずばり、箇条書き。
僕の場合、具体例の部分はすべて箇条書きです。
この記事を書いている2020年3月では、その他の部分は文章になっていますが、適度に箇条書きにしようかと思案中。
まとめ:ランサーズで月1万円稼ぐ提案文を公開【ライター未経験者】
プロジェクト案件獲得できる提案文ってどんな内容?
この記事では、こんな悩みを解決してきました。
・構成はブログと同じで①主張、②理由、③具体例
・読ませるより見せるを意識して箇条書きが基本
プロジェクト案件をガンガン獲得して、副業収入の幅を広げていきましょう♪