仕事の目的はひとつだけ【大義名分で苦しむのはやめよう】

 
なやむくん
仕事の目的がわからないのですが、やっぱり「世のため人のため」じゃないとダメですか?目的の役割や見つけ方を難しい話を抜きに知りたいです。

この記事では、こんな悩みにお答えします。

 本記事の内容

  • 仕事の目的はひとつだけ【大義名分はいらない】
  • 仕事の目的を見失う原因【他人は気にしない】
  • 仕事の目的を持つメリットと注意点
  • 仕事の目的の作り方と使い方

 本記事の信頼性

グローバルトップを目指す日系大手企業のサラリーマンですが、仕事の目的は「家族と自分が暮らしてくためのお金稼ぎ」と意識低いです。「お客さんが喜んでくれたら嬉しいな」くらいの気持ちでも、年収960万円ほど。

仕事の目的がなかったり意識低かったりで悩んでる方に向けて、仕事の目的についてやさしくゆるく解説しています。

仕事の目的なんて悩むほどのことじゃないし、人と比べることでもありません。どんな目的であれ、結果的に「世のため人のため」になればOK。

この記事を読めば、仕事の目的についてもっと気楽になれるし、簡単に作って使えるようになりますよ。

 
ハピサラ
3分で読めるので、重い仕事の目的論から解放されたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

仕事の目的はひとつだけだけ【大義名分は不要】

仕事の目的は、”自分が幸せになること”でして、仕事はそのための手段でしかありません。

人に迷惑を掛けずに仕事をしていれば、勝手に周りの人や社会に貢献しているもの。そもそも手段でしかないものに大義名分を求めるから、無駄に悩んで凹むことになります。

3つの視点でみていきましょう。

  • 世のため人のためはその次
  • 仕事はそれ自体に価値がある
  • 禁止事項

それぞれ解説します。

仕事の目的はひとつだけの理由①:『世のため人のためはその次』

仕事の目的はよく次の3つと言われます。

  1. 自分が幸せになるため
  2. 周り(人)を幸せにするため
  3. 社会(世)を幸せにするため

仕事は3つの幸せを作り出すための手段にすぎません。

特に滅私奉公が良いとされる日本では、②と③をやってこその①。むしろ①自体を求めることは「欲深い」くらいに言われます。

でも実際は、世のため人のために仕事した結果、幸せな気分になるのって「自分」ですよね?結局、自分が幸せになるために、世のため人のために仕事してるだけ。

人によってこのバランスが違うだけなので、「自分が幸せになるために仕事する」と割り切っちゃってOKです。

仕事の目的はひとつだけの理由②:『仕事はそれ自体に価値がある』

どんな仕事でも、それ自体に世のため人のための価値があって、めぐりめぐって自分に返ってきています。

理由は簡単で、周りや社会で困ってることを解決するために仕事が存在してるから。なので、「仕事している=世のため人のためになっている」と考えればOKです。

この辺の実感に乏しい方は、『なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』を読んでみると気付くことが多いですよ。中高生向けの書籍ですが、大人こそ気付くことが多いです。

仕事の目的はひとつだけの理由③:『禁止事項』

自分の幸せになることが目的は言え、注意点もあります。

自分も人も騙さないこと。

自分を騙さないこと

好きでもない仕事や苦痛でしかない環境でまで仕事する必要はありません。

自分を騙すことは幸せの反対の行為なので、いますぐに辞めましょう。

>> 仕事から逃げたい30代が間違ってない理由【正しい逃げ方4ステップ】

人を騙さないこと

人を騙すことは、世のため人のためにならないので、絶対に辞めましょう。

また、自分を騙すことになるので幸せにもなれませんからね。

仕事の目的を見失う理由【誰かになろうとしない】

 
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シンプルに考えようとしても、ついつい仕事の目的を見失ってしまいます。見失う理由を知りたいです。

理由は簡単で、”誰かになろうとしているから”です。

チェックポイントは次の2つ。

  • 目的は高尚であれ思考
  • レンガ職人の話

それぞれみていきましょう。

仕事の目的を見失う理由①:『目的は高尚であれ思考』

自分で目的に高尚さを求めたり、周りから求められたりすると見失います。

理由は、そもそも目的は自分が幸せになることであって、基準は自分自身で決めることだから。

偉人達がこぞって高尚な目的を語っていますが、あれだって結局は自分が幸せと感じる価値観のひとつの基準でしかありません。

自分が幸せと思える価値観をしっかりもちましょう。

仕事の目的を見失う理由②:『レンガ職人の話』

仕事の目的の話で良く出てくるのが、『レンガ職人』の寓話。

3人のレンガ職人への「何をしているか」の問いかけると次のような回答が返ってきました(目的も一緒に併記)
①のレンガ職人:「レンガ積みに決まっているだろ」
→特に目的なし
②のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」
→生活費を稼ぐのが目的
③のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」
→後世に残る事業に加わり、世の中に貢献することが目的

引用:イソップ寓話「3人のレンガ職人」に学ぶ、モチベーション高く働く従業員を育てるヒント |Total Engagement Group

この話の一番の問題点は、③の人こそ「あるべき姿」と感じさせる点。

別に①のモチベーションだからこそ、自動化ロボット作っちゃうかもしれないし、評価を高めるために礼拝する人のこと調査して仕事に活かすかもしれません。

逆に③の人は、ろくに礼拝する人を調査せず、自分の思い込みだけで勝手な仕事して迷惑を掛けるかもしれません。

過度に目的を神格化して”やりがい”を強調すると、阿吽の呼吸やその先の忖度を期待するようになります。

レンガを積む目的はなんであってもOK。結果として自分も人も世も幸せであれば十分。

仕事の目的のをもつメリットと注意点

仕事の目的を持つ事にはメリットと注意点があります。正直、デメリットはありませんね。

メリット4つと注意点2つ、それぞれ解説します。

仕事の目的をもつ『メリット4つ』

メリットは次の4つで、このために仕事の生産性が爆上がりして『デキる人』の評価が得られます。

  1. モチベーションが上がる
  2. クオリティが上がる
  3. 無駄がなくなる
  4. 評価が上がる

その①:モチベーションが上がる

モチベアップの理由は、仕事を頑張れば幸せになれることが分かっているから。

車に例えるなら、いつもガソリン満タン状態のトップギア状態ですね。

その②:クオリティが上がる

仕事のクオリティを上げれば、その分周りも世の中も、その先にある自分も幸せになれます。

中途半端な仕事では、モチベアップしてる自分も納得できませんからね。

その③:無駄がなくなる

これは、自分の中でブレない評価軸ができるので、いちいち悩むことがなくなるから。

評価軸から外れることはやらないので、無駄がなくなり効率の良い仕事ができるようになります。

その④:評価が上がる

こんな人こそ『デキる人』ですね。

理由は、高いモチベーションで、自分もお客さんも社会も喜ぶ仕事ができる。しかも無駄がなく効率も良いから。
 
ハピサラ
試しにデキる人に仕事の目的を尋ねてみましょう。パシッと回答が返ってきますよ♪

仕事の目的をもつ『注意点2つ』

デメリットはありませんが、注意点が2つあります。

  1. ひとつの形に縛られないこと
  2. 人に押し付けないこと

その①:ひとつの形に縛られないこと

この理由は、自分のライフステージで「幸せの形」が絶対に変わってくるから。

学生と社会人でも大きく違いますし、社会人でも新人と中堅、管理職で当然変わってきますよね。さらに家庭状況も考えると、結婚や出産、子供の進学で激変します。

その時その時で、求める幸せの形、それを実現する仕事へのリソース配分も変わってくるので、縛られることなく変えていきましょうね。

 
ハピサラ
縛られると幸せになるどころか、苦痛になるのでやめましょう!

その②:人に押し付けないこと

あなたの仕事の目的は、あなたの価値観でしかありません。

仕事はそれぞれがそれぞれの形の幸せを実現するための手段でして、とにかく求められる結果を出しさえすれば目的は一切関係のないこと。

目的の内容でなく、その目的のメリットをうまく使いこなせるアドバイスすることをおすすめします。

仕事の目的の作り方と使い方【10分で作れる】

 
なやむくん
仕事の目的って、案外ラフに考えていいんですね。気楽になりました。ついでに、目的の作り方も知りたいです。

ここでは実践編として2つの方法を紹介します。

  • 作り方
  • 使い方

それぞれ見ていきましょう。

①仕事の目的の『作り方』

作り方は、あなたの「幸せな状態」をひたすら言語化するだけ。カンタンで10分もあればできます。

手順は3つ。

  1. 『コア目的』を設定
  2. 『コア目的』を実現する自分、周り、社会の『理想リーン』をリストアップ
  3. 『理想シーン』を実現できる『仕事のあり方』をリストアップ

ぼくを例にみていきましょう。

『コア目的』を設定

子供3人と妻といつまでも幸せに過ごすこと(社会寄り)。

こんな感じで一文でOKです。

他には次のようなものもありますね。

  • とにかく残業ナシで土日休みでのほほん生活(自分)
  • 世界を変える仕事をする(社会)
  • 今の会社でばりばり出世する(周り)

自分、周り、社会の『理想シーン』をリストアップ

コア目的”子供3人と妻といつまでも幸せに過ごすこと”の具体的なシーンを、自分、周り、社会の視点でひたすらリストアップしましょう。

ぼくを例に紹介します。

 自分

  • 趣味:読書のみ
  • 好きなコト:家族の時間、一人で静かにゆっくり、ワクワクしてたい
  • 嫌いなコト:人混み、指示命令
  • 衣:こだわりなし、ユニクロでOK
  • 食:こだわりなり、週一外食
  • 住:庭付き一戸建て

 周り

  • 同僚:信頼しつつも刺激ある関係、べたべたはしない
  • 上司:指示命令なし、自由にさせてくれる人
  • お客さん:信頼しつつ適度の緊張感あり

 社会

  • 家族:贅沢はなくても不自由はさせたくない(週一外食、年一国内旅行など)
  • 実家:年一帰省、もしもの時に援助できる資金力
  • ご近所:べったりは嫌だが適度な付き合い
  • 地域:干渉少ない、自然がたくさん、便利
  • 日本:災害被害に合わない、政治経済に期待できない
  • 世界:紛争、気候変動が心配

仕事のあり方

理想シーンを実現するために、仕事がどうあるべきかを横に書いていきましょう。

 自分

  • 趣味:好きな本が買える収入
  • 好きなコト:企画・研究開発職
  • 嫌いなコト:在宅勤務多め、ロケーションフリー
  • 衣:ユニクロ買える収入
  • 食:週一外食の収入
  • 住:ローンが苦しくない収入

 周り

  • 同僚:ハイレベルの会社と部署に所属
  • 上司:期待以上の成果を出す
  • お客さん:期待以上の成果主義を出す

 社会

  • 家族:年収1000万円以上、残業なし土日休み、単身赴任はNO!、成果主義
  • 実家:年収1000万円以上
  • ご近所:立ち話しない、お土産渡す
  • 地域:東京に近い関東県
  • 日本:資産形成できる収入、副業や個人事業
  • 世界:なんだかんだで日本が良い

ここまでくると、目的と目標の間くらいのイメージ。「仕事の目標」については、別記事で詳しく紹介予定です。

 
ハピサラ
この状態がぼくにとって幸せな状態で、これを実現すべく仕事を頑張っています♪

仕事の目的を作るコツ

 
なやむくん
簡単そうに見えて意外と難しそうです。コツがあれば教えてください。

コツは2つ。

  • 適当でOK
  • マインドマップで作成

「これって周りかな?いや、社会かな?」みたいに悩まずに、思いつくままドンドン作っていきましょう。

作成の目的は、あくまで幸せの状態を言語化することで「見える化」すること。見える化できていると、基準が明確になり考えずに行動できます。

遠藤功さんの『見える化―強い企業をつくる「見える」仕組み』が勉強になりますよ。

また、リストだと発想が出にくかったりするので『マインドマップ』を使うのもおすすめ。

マインドマップは考えを出して整理するのに最適なツールなので、トニー・ブザンさんの『新版 ザ・マインドマップ(R)』で勉強しましょう。

②仕事の目的の『使い方』

せっかく作った「仕事の目的」。実際の生活の中でガンガン使ってメリットを最大限に引き出しましょう。

シーン別に紹介します。

  • 就活・転職
  • 日々の仕事

就活・転職

就活・転職では、次の3ステップで使うと便利です。

  1. 会社のビジョンやミッションなどのワードを探す
  2. 自分の目的からマッチするものをピックアップ
  3. 自分の経験から具体例を出す

「社会」という点だけで考えるとこんなイメージです。

  • 「御社のビジョンである○○な社会を創生するという点に共感しました。」
  • 「なぜなら、私は小さな頃から社会にある○○に興味と問題意識をもっていたからです。」
  • 「なので、大学では研究テーマとして○○を取り上げ、メンバーを集い、現地でのヒアリングなど積極的に活動し、実際にプレゼンでの提案に至りました。」

これにさらに「自分」を追加すると良いですね。

  • 「このように私は、御社が必要している人材像にマッチする△△を有しており、御社の事業に貢献するとともに、自分の強みをさらに伸ばせると考えています。」

会社分析も自己分析も、すでに軸ができているのでサクサク進みますよ。

日々の仕事

日々の仕事では特に「やらないことを決める」という点で使えます。まさに『戦略』そのものです。

  • 自分:ワクワクすることが好き
    →繰り返し作業の仕事はやらない、断る
  • 周り:ドライな関係
    →無駄に雑談しない、飲み会にはいかない
  • 社会:家族と過ごしたい
    →無駄な残業はしない、効率アップスキルを身につける

自分の中の行動ルールが明確で、人にハッキリと理由を言えるので「自分の芯がある人」と思われますよ。

仕事の目的はひとつだけ【大義名分で苦しむのはやめよう】:まとめ

 
なやむくん
仕事の目的がわからないのですが、やっぱり「世のため人のため」じゃないとダメですか?目的の役割や見つけ方を難しい話を抜きに知りたいです。

この記事では、こんな悩みを解決してきました。

 本記事のまとめ

・仕事の目的はひとつだけ【大義名分はいらない】
・仕事の目的を見失う原因【他人は気にしない】
・仕事の目的を持つメリットと注意点
・仕事の目的の作り方と使い方

仕事の目的がなかったり意識低かったりで悩んでる方に向けて、仕事の目的についてやさしくゆるく解説しました。

仕事の目的なんて悩むほどのことじゃないし、人と比べることでもありません。どんな目的であれ、結果的に「世のため人のため」になればOK。

この記事を読んで、仕事の目的についてもっと気楽になれて簡単に作って使えるようになれたはずなので、一緒に幸せに向けて進んでいきましょう。

 
ハピサラ
重い仕事の目的論から解放されて、自分の幸せのために仕事を頑張りましょう♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。