この記事では、こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 通勤が無駄な理由4つ
- 通勤の無駄を解決する方法
- 通勤を辞めて失うもの【必要悪かも】
本記事の信頼性
無駄を全身で感じながらも、今日も通勤時間にこのブログを書いています。
毎日の通勤で疲弊し時間を無駄にしていると感じている方に、無駄な理由や解決方法、実際に辞めたらどうなるのかを紹介します。
実際に無駄と言い切るのは簡単ですが、よくよく考えると「必要悪」な部分もあります。
本記事を読んで、周りの意見だけで通勤の価値を決めるのでなく、あくまで自分自身が決められるようになりますよ。
通勤が無駄な理由4つ
通勤は客観的に見ると無駄でしかありません。
これは往復5時間を通勤に費やしているぼくでも否定できない事実。
その理由は次の4つ。
- 膨大な人生の無駄遣い
- 身体も疲れる
- 戦闘機パイロット以上のストレス
- 社会のコストも大きい
それぞれみていきますね。
『人生の無駄遣い』:通勤が無駄な理由①
通勤時間は膨大な人生の無駄遣いです。
理由は3つ。
- 人生に占める割合が大きい
- 好きでもない会社に行くための時間
- 何も生み出さない
人生に占める割合が大きい
日本のサラリーマンの平均通勤時間は往復で1時間30分。
年間200日出勤すると、300時間となり、12.5日に当たります。
さらに長時間だとこうなります。
- 2時間:16.7日
- 3時間:25日
- 4時間:33.3日
- 5時間:41.7日
大切な人生のうちのかなりの時間を移動だけに消費していると考えると、通勤って無駄としか思えないですね。
好きでもない会社に行くための時間
通勤は言い換えると、「好きでもない会社に行くための時間」となりますね。
これに人生の大切な時間を費やしていると考えると、無駄としか思えません。実際に日本人の「従業員満足度=会社好き度」は次の通り。
日本:7%
引用:日本人は世界一、自分の会社を嫌っている|東洋経済ONLINE
アメリカ:30%
ドイツ:15%
イギリス:17%
フランス:9%
通勤って会社に行きたくないオーラを運んでいるといっても過言ではないですね(笑)
何も生み出さない
通勤時間はただの移動にすぎないので、何も価値を生み出していません。
むしろ社員も会社もコストがかかるだけ。
- 社員:体力と気力の消耗
- 会社:通勤手当のコスト
ただでさえ好きでもない会社で、さらにそこに行くまでに消耗するので価値を産まないどころかマイナスでしかありませんね。
『身体も疲れる』:通勤が無駄な理由②
移動って意外に体力を消耗します。
徒歩にしても公共交通機関にしても同じです。
- 徒歩:天候依存で疲れる
- 公共交通機関:立ちっぱなし、座りっぱなしで疲れる
ぼくは自動車、電車、徒歩とコンプリートしています。
電車でも会社でも座りっぱなしでお尻痛いし、最近の猛暑では会社までの徒歩でクタクタです。
でも実際に通勤は自体は価値を産まないので、本当に無駄に疲れるだけですね。
『戦闘機パイロット以上のストレス』:通勤が無駄な理由③
満員電車での通勤は、戦闘機パイロット以上のストレスを感じています。
BBCが11月30日に報じたところによると、この調査では、臨戦態勢の戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも、会社に通勤する人の方が強いストレスを感じるとの結果が出たという。
引用:通勤ラッシュによるストレスは戦場以上|CNET Japan
「機動隊員や戦闘機のパイロットは、目前の出来事によって引き起こされるストレスに対して何らかの対応がとれる。一方で、特に電車を使って通勤するサラリーマンは何の対策も打てない。両者の違いはそこにある」
ただでさえ通勤の目的が「好きでもない会社に辿りつくこと」な上に、さらに通勤中も身動きとれないだと自由がなさすぎてストレスも半端じゃないことは容易に想像できますね。
『社会のコストも大きい』:通勤が無駄な理由④
価値を産まず疲労するだけの通勤を、全国のサラリーマンがやっているので、そのコストは膨大なもの。
ざっくり計算してみましょう。
- 平均1時間30分
- 就労人口5,660万人(2019年度)
- 200日/年
結果として、年間1,698,000万時間が無駄になっています。
1日の就労時間である8時間で割ると1,061.25万人分となり、人手不足が叫ばれる日本でいかに無駄が横行してるかがよくわかりますね。
通勤が無駄という口コミ
実際に無駄と感じている人の声を集めてみました。
「移動時間」って一番無駄なものだそうです。ぼーっと歩いてて、何も生み出さず、疲れる。でも移動時間を0にすることって難しい。そんなときは音声学習が最強です。私は通勤の往復と家事の時に教材とかYOUTUBEとかひたすら音声学習しています。ワイヤレスイヤホン買って、音声学習しましょう。
引用:うとさんのツイート
【3年4ヶ月】 これ何だと思います? 父親が「わが子と生涯で過ごす実質の時間」です。 衝撃ですよね。これを知って1秒たりとも息子との時間を無駄にしたくないと思いました。 通勤中も休憩中も寝るなんて考えられない。 だから仕事も家族との時間も全力を出し切る。
引用:ひこさんのツイート
通勤という絶対的に無駄な時間 1日の30分や1時間を確実に失います(都会の人はもっとかも) 10年後くらいには「仕事に行く」という言葉をあまり聞かなくなってるかもしれませんね 当たり前や、昔からそうだからを受け入れず、無駄なものは無くしていける世の中にしていきたいですね
引用:ナルさんのツイート
こんな面白い意見も。
「通勤時間は時間の無駄ッ!」とかドヤ顔で言ってる奴が浮いた時間でツイッターやってる構図滑稽すぎる。まあ自己紹介なんですが
引用:みかかかかかかかかさんのツイート
通勤を無駄って言い切るのはいいですが、それを辞めても他に無駄なこと始めたら無駄だよという意識は大切ですね。
通勤の無駄を解決する方法
2つのアプローチがあります。
- 個人:環境を変える
- 社会:価値観と仕組を変える
それぞれみていきましょう。
個人で通勤の無駄を解決する
個人では、「環境を変える」という選択肢が大切です。
- 自宅近くの支社などに異動
- 在宅勤務を増やす
- 引っ越す
- 転職する
詳しくは次の記事を参考にして下さい。
>> 通勤片道2時間はツラいだけ?【自分次第で最高の自由時間にできる】
実際に解決した人たちを紹介しますね。
Twiiter
社会で通勤の無駄を解決する
社会での解決方法は2ステップ。
- 価値観を変える
- 仕組を変える
価値観を変える
まずは、「会社で仕事するのが当たり前」と言う従来の価値観を問い直す必要があります。
会議だって、コロナ禍でリモートで何不自由なくできることが分かってしまいましたし。
- 日程や場所の調整が不要
- 無駄話が減る
- 堂々と内職できる
もはやメリットしかありません。
今までの惰性的な思考を辞めて、必要ないことは徹底的に辞めていくという価値観の変換が大切です。
仕組みを変える
社会全体で「通勤ってコスト掛かって無駄だね」となる仕組みに変えましょう。
例えば次のようなもの。
- 業種ごとに在宅率を法律で決めちゃう
- 通勤時間の運賃を爆上げ
- 無駄な転勤をなくす
ルールを変えちゃうと言うのは個人的には面白かなと。
ドイツでは、法律で残業を禁止にしたりしてるくらいなので、不可能ではないですよね。
通勤を辞めて失うもの【必要悪かも】
次の2つをみていきましょう。
- 個人
- 社会
通勤を辞めて『個人』が失うもの
個人として失うもの可能性があるものは次の3つ。
- 仕事への義務感
- 規則正しい生活
- 自由時間
仕事への義務感
もし完全に在宅勤務になり、通勤ゼロになったとします。
気持ちの切り替えが難しい人は、仕事への義務感を失っちゃいますよね。
規則正しい生活
規則正しい生活が送れなくなるかもしれません。
理由は、始業ギリギリまで寝ていられるから。
通勤に時間が掛かる分、緊張感を持つので、規則正しい生活を送るものだったりしますよね。
自由時間
貴重な自由時間を失うことになります。
通勤時間って、実は仕事とも家庭とも少し離れた宙ぶらりんな状態ですよね。
実際に通勤の片道2時間で、自己投資や趣味の読書を楽しんでいます。通勤時間を有効活用したい方は、次の記事を参考にしてください。
>> 通勤片道2時間はツラいだけ?【自分次第で最高の自由時間にできる】
通勤を辞めて『社会』が失うもの
社会としては収入が失われる側面があります。
理由は、通勤による金銭的コストは裏を返すと誰かの収入でもあるから。
- 公共交通機関の運賃
- コンビニでちょっと寄り道
- 今日は疲れたから外食して帰ろう
対策としては次のことが考えられます。
- 通勤辞めた時間で自己投資や副業
- 収入が増える
- 消費が増える
上で挙げたものへの消費は減りますが、社会全体への消費は確実に増えますよね。
通勤の役割
適度な通勤は、仕事に向けてエンジンを掛ける「儀式」と言えます。
- 規則正しく起きる
- 身なりも整える
- 通勤で目が覚めていく
- ついでにスマホに興じたり読書したり
- 会社に到着
- 完全覚醒!
と、ポジティブに考えると意外と大切な役割かもしれませんね。
通勤が無駄な理由4つ【必要悪で憎み切れない】:まとめ
この記事では、こんな悩みを解決してきました。
本記事のまとめ
・通勤の無駄は、個人や社会の価値観や仕組を変えることで解決できる
・通勤を辞めると意外に失うものもあるので必要悪の側面もある
毎日の通勤で疲弊して、時間を無駄にしていると感じている方に、無駄な理由や解決方法、実際に辞めたらどうなるのかを紹介しました
実際に無駄と言い切るのは簡単ですが、よくよく考えると「必要悪」な部分もありしたね。
本記事を読んで、周りの意見に流されず、自分自身で通勤の価値を決めていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。