「スマホが学力を破壊する」の感想【学力どころか脳を破壊!?】

 
なやむくん
子供へのスマホの悪影響が知りたいです。大人にも影響ってあるのかな?

実験などのエビデンス付きの信頼できる情報がいいな。

この記事では、こんな悩みにお答えします。

結論は、「スマホが学力を破壊する」がおすすめ。「脳トレ」の開発者、川島隆太先生の信頼できる著書です。

 本記事の内容

  • 「スマホが学力を破壊する」とは?
  • 「スマホが学力を破壊する」を読んだ感想
  • 「スマホが学力を破壊する」を読んだ変化

 本記事の信頼性

年100冊ほど読む「読書廃人」です。

読書で得た知識は必ず実践し、本業での年収は36歳で960万円ほど。

子供たちもITツールは1日1時間以内で文句もなく、上手に付き合えています。

お子さんだけじゃなく、自分自身もスマホ使いすぎで大丈夫かな?と気になる方に向けて、「スマホが学力を破壊する」をおすすめします。

「スマホが脳に良くない」というイメージはみんな持っていると思います。でも実際の悪影響って意外と知りませんよね。

「スマホが学力を破壊する」を読めば、スマホの恐ろしさの輪郭がハッキリ見えて、手放したくなりますよ。

 
ハピサラ
3分で読めるので、読まれるリード文を書きたい方は、最後まで読んでみてください。

「スマホが学力を破壊する」とは?【基本情報】

基本情報は次の5つ。

  • 著者:川島隆太
  • 出版年月日:2018年3月16日
  • 出版社:集英社
  • 値段:814円(書籍)、737円(kinddle)
  • ページ数:224ページ

「スマホが学力を破壊する」とは?【詳細情報】

詳細な情報次の5つで紹介します。

  1. 著者
  2. 目次
  3. 重要ポイント
  4. 残念ポイント
  5. 無料お試し

著者:「スマホが学力を破壊する」とは①

川島隆太先生は、東北大学加齢医学研究所所長です。

脳の可視化による理解と機能回復と促進の第一人者。ブームになった「脳トレ」の開発者と言えば、誰でも知っていますね。

専門は、脳活動の仕組みの解明、研究、応用です。

  • 高齢者の認知症予防や脳機能の改善
  • 幼少児の脳機能の発達促進
  • 「脳イメージング」理論の研究を推進

経歴は次の通り。

  • 1985年東北大学医学部卒業
  • 1989年東北大学大学院医学研究科修了(医学博士)
  • 1991年スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員
  • 1993年東北大学加齢医学研究所助手
  • 1998年同講師。
  • 2001年同教授を経て、同大学未来科学技術共同研究センター教授
  • 2006年同大学加齢医学研究所 脳機能開発研究分野 教授に配置換

川島隆太先生は著書も多数。

目次 :「スマホが学力を破壊する」とは②

  1. スマホを使うだけで成績が下がる!?
  2. 睡眠不足が成績低下の原因か
  3. スマホが先か、学力が先か
  4. LINE等インスタントメッセンジャーの影響
  5. テレビやゲームの影響
  6. どれだけの生徒がスマホ等を長時間使用しているのか
  7. 勉強中のスマホ使用の実態
  8. メディア・マルチタスキング
  9. スマホが脳発達に悪影響を与えている?
  10. スマホの依存度評価〔ほか〕

本書の目的と重要ポイント :「スマホが学力を破壊する」とは③

本書の目的は次の通り。

スマホ使用が子供の学力だけでなく、安寧な社会の継続、人類の文化の深化と成熟を破壊することを知ってほしい。

重要ポイントは次の3つ。

  • スマホ使用は学力を確実に低下させる
  • スマホによる間接的要因より、スマホ使用自体が悪影響の可能性あり
  • スマホが壊すのは「学力」でなく「脳」そのものの可能性あり

残念ポイント :「スマホが学力を破壊する」とは④

残念ポイントは次の2つ。

  • まだエビデンスデータが少ない
  • スマホが悪いのか、コンテンツが悪いのかはっきりしない

とは言え、スマホの恐ろしい事実を伝えるには十分な結果ばかりでしたけどね。

まだエビデンスデータが少ない

エビデンスデータが少ないので、歯切れが悪いところもあります。

理由は、スマホが普及して10年。研究が始まってまだ5,6年と言ったところで、まだまだ研究が始まったばかりだから。

とは言え、「悪影響」に注目した研究は少ないので本当に貴重な著書です。

スマホが悪いのか、コンテンツが悪いのかはっきりしない

一部でスマホの存在自体が悪そう、LINEのようなインスタントメッセンジャーが悪そう、という記述はあります。

一方で、それをテレビやタブレットで使用した場合の影響の差などにはまだ言及できていません。

これからの研究報告が待ち遠しいですね

 
ハピサラ
原因は分かっていなくても、「スマホ自体が悪影響」というデータはほぼ出そろっている印象。ぼくもガラケーに戻そうかな~とボンヤリ考えてしまいますね。

無料お試し :「スマホが学力を破壊する」とは⑤

無料のお試しは次の2つがあります。

「スマホが学力を破壊する」の感想

次の3つで感想を紹介します。

  1. 読む前の期待
  2. 感想・まとめ
  3. 読了後の変化

それぞれみていきましょう。

『読む前の期待』:「スマホが学力を破壊する」の感想①

本書への期待は次の3つ。

  1. 子供への影響が心配なので正しく知りたい
  2. 川村先生なので信じられそう
  3. スマホの悪影響をエビデンスベース・体系的に知りたい

うちは子供にスマホは使わせませんが、タブレットで勉強しています。

また、時間制限付きでYoutubeなどのコンテンツも利用。

こちらはfire tv stickでテレビ視聴なので、視力の心配なくても、脳への影響はやはり心配。

やはりエビデンスや実験ベースの信頼性の高い情報を手に入れたかったので、この分野で信頼できそうな川村先生の本書を選びました。

 
ハピサラ
親が正しく理解して、親も子供も適切に付き合いたいですよね。子供は悪影響なんてわかりませんから、すべての親の責任ですよ!

『感想・まとめ』:「スマホが学力を破壊する」の感想②

ぼくのまとめは次の通り。

スマホはどう付き合っても脳クラッシャー。「友達」にはなるべきではなく、「ツール」と割り切り常に距離をおいて付き合うこと。

理由は次の3つです。

  1. スマホは学力を低下させる
  2. スマホは学力どころか脳を破壊してる!?
  3. スマホがなくても友達は減らない

スマホは学力を低下させる

スマホは確実に学力を低下させます。

本書から理由は次の3つ。

  1. 2時間勉強してもスマホ3時間使用でゼロ。むしろマイナス。
  2. そもそも「ながら」勉強がよくない
  3. スマホ利用をやめるだけ偏差値が10上がる

ほんと冗談抜きで、学校でしっかり勉強して、家でゴロゴロしている方がマシ(笑)

2時間勉強してもスマホ3時間使用でゼロ。むしろマイナス。

下のグラフを見てください。

スマホ使用時間と数学平均点の関係

引用:“スマホが学力を破壊する”これだけの根拠|President online

平成25年度仙台市標準学力検査、仙台市生活・学習状況調査の結果をもとに、仙台市立中学校に通う全生徒2万2390名のデータを解析したものです。

本書では国語・算数・理科・社会もれなくダウンという結果が方向されています。

この結果だけでも、子供にスマホを使わせることが怖くなりますね。

そもそも「ながら」勉強がよくない

使用実態を見ると、そもそも「スマホながら」勉強していることが報告されています。

 
ハピサラ
「ながら」でもしないと、夕方に家に帰って来て、2時間以上もスマホを使うことなんて難しいですからね。

そもそも人間はひとつのことしか集中できない生き物。

「ながら」、すなわち「マルチタスキング」では勉強に集中できず学力が下がることは当たり前です。

使用アプリは次の通り。

  • 音楽
  • 動画
  • インスタントメッセンジャー(LINEなど)

とくにインスタントメッセンジャーの通知は最悪

脳がいつ通知が来ても反応できるように、脳のワーキングスペースを確保してしまうので、その分インプットできる勉強情報が減るからです。

また、インスタントメッセンジャーの使用自体が、「認知能力の低下」や「うつリスクの増加」の原因になることも分かっています。

スマホ利用をやめるだけ偏差値が10上がる

スマホをやめるだけで、偏差値が10上がります

これは大げさに見積もれば、と川村先生も言っていますが(笑)

下のデータを見てください。

スマホ使用と平均偏差値の関係

使用をやめるだけで、偏差値があがっていますね。

平成29年度の平均偏差値の結果は次の通り。

  • LINEを全く使わない:50.8
  • LINEを1日4時間以上:40.6

この差から、スマホ(LINEだけでも)使用をやめるだけで偏差値が10アップしますね。多少強引ですが(笑)

スマホは学力どころか脳を破壊する

ゲームとテレビと同じで、スマホの使用中は頭を使っていません。

むしろ破壊されてる可能性も。

理由は次の3つ。

  1. 「こころ」の活動が抑制される成長が遅れる
  2. ワーキングメモリ(作業記憶)の機能自体が低下
  3. テレビやゲームより悪影響

「こころ」の活動が抑制される成長が遅れる

スマホを使用している時は、脳の「前頭前野」が活動していない、むしろ抑制されることがわかっています。

これは他にもたくさん報告がある事実。

ちなみに前頭前野は、人を人足らしめている「こころ」を司る大切な部分。

ここが活動していないということは、スマホをいじっているときは脳が活動していないということになりますね。

これは実はITツール全般に言えることです。

さらに怖い点。

前頭前野の機能が慢性的にダウンし成長も遅れる。

ゲームやスマホの使用直後も30分後も、認知機能テストの点数が同じように低いままだったそうです。

30分どころか、あきらかに成長が遅れるという結果も報告されています。

スマホは「こころ」も壊してしまうかもしれないんですね。

ワーキングメモリ(作業記憶)の機能自体が低下

ワーキングメモリ(作業記憶)は、学習や経験がまずここに一時保存されるため、めちゃくちゃ大変な部分。

でもスマホの使用、とくに「ながら=マルチタスキング」をすると機能が低下します。

ある意味「スマホが脳を破壊している」ということ。

ここが破壊されれば当然学力は低下します。

  • 勉強が頭に入らない
  • 入った内容も長期記憶に移行しない

2時間の勉強が3時間で消える、というのはこれが根本原因かもしれませんね。

 
ハピサラ
ぼく個人としては、スマホがワーキングメモリを破壊していると考えています。最新の研究が待ち遠しい!

テレビやゲームより悪影響

テレビやゲームより悪影響みたいです。

理由は次の2つ。

  1. テレビは1時間以内であれば学力アップ
  2. ゲームは空間認識能力が高まる

下のグラフを見てください。

テレビは1時間以内であれば、学力がアップすることは以前から知られています。

平日のテレビ視聴時間と数学平均点数の関係

ゲームも同様で、空間認識脳力がアップして数学の図形問題などが得意になります。

とは言え、テレビもゲームも長時間使用するとスマホと一緒で「前頭前野」が抑制され、学力が下がることはわかっています。

学力・脳クラッシャーとして「キング・スマホ」、「クイーン・ゲーム」、「プリンス・テレビ」、といってところでしょうか(笑)

スマホがなくても友達は減らない

スマホがなくても友達は減りません。減るのは自分の脳力だけ。

理由は次の2つ。

  • スマホがなくても友人関係の満足度は一緒
  • そもそも繋がるアプリのインスタントメッセンジャーが悪影響

スマホのあるなしでの友人関係の満足度は次の通り。

「友達に会えるから、毎日学校に行きたい」のYes率。

  • スマホ未所持者:62%
  • スマホ所持者:60%
  • LINE使用者:60%

「学校には信頼できる友達がいる」のYes率。

  • スマホ未所持者:78%
  • スマホ所持者:77%
  • LINE使用者:78%

うん、スマホなくてもつながってます。大丈夫。

むしろつながるツールである「インスタントメッセンジャー」こそ悪影響でることがわかっています。

代表的なものはLINEですね。

下のグラフを見てください。

LINE使用時間と学力の関係

LINEの使用時間とともに学力も低下。

さっきもLINEの通知待ち状態が、ワーキングメモリを消費し勉強に集中し切れない原因と言いましたね。

さらに多くの研究から、「認知能力の低下」や「うつ増大」という怖い結果も明らかになっています。

これはLINEの使いすぎによる睡眠不足という間接的なものではありません。

LINE使用そのものが原因との報告もあるので、使いすぎは本当に辞めた方が身のためですよ。

『読了後の変化』:「スマホが学力を破壊する」の感想③

次の2つの視点で紹介ます。

  • 心理面
  • 行動面

心理面

もうね、一言。

スマホ、ダメ、絶対。

スマホの存在自体が怖くなりました。

あと、大人の方が深刻なのではないかとも考えてます。

理由は、2つ。

  • 学生より自由時間が多いから
  • 学生より勉強しないから

学生より自由時間が多いから

小学校や中学校はスマホ禁止のところもありますし、授業中はなかなかいじれませんよね。

それに比べて僕ら社会人の方が、自由だし使うすきま時間も多い。

たぶん大人の方がだらしなく使っているのでは?

学生より勉強しないから

日本の社会人の1日の勉強時間を知っていますか?

たったの平均6分。

3時間の勉強が2時間のスマホでゼロなので、社会人が余裕でマイナスなのは言わずもがな。

逆にスマホを使わないだけで、勝てるビジネスパーソンになれるのなら楽勝かもしれません(笑)

行動面

行動面では次の3つの変化がありました。

  • スマホをムダに触らない
  • スマホを隔離

スマホをムダに触らない

今までは割とムダにスマホを触っていました。

  • トイレ
  • 車の信号待ち
  • 電車待ち など

本書を読んで、ちょっとしたスキマでは一切触らないようになりました。

スマホを隔離

「意識」だけでムダに触らないようするのは難しい。

なので、なるべく目の届かないところ、触れないところに隔離しています。

  • 会社:カバンの中
  • 自宅:カバンの中、別室

会社でも自宅でも、そもそもスマホがないと困ることってないんですよね。

スマホは視界に入っているだけで、集中力が10%ダウンすることも知られているので、これからは徹底して隔離します。

:まとめ

 
なやむくん
子供へのスマホの悪影響が知りたいです。大人にも影響ってあるのかな?

実験などのエビデンス付きの信頼できる情報がいいな。

この記事では、こんな悩みを解決してきました。

結論は、「スマホが学力を破壊する」がおすすめ。「脳トレ」の開発者、川島隆太先生の信頼できる著書です。

 本記事のまとめ

  1. スマホ使用は学力を確実に低下させる
  2. スマホによる間接的要因より、スマホ使用自体が悪影響の可能性あり
  3. スマホが壊すのは「学力」でなく「脳」そのものの可能性あり

お子さんだけじゃなく、自分自身もスマホ使いすぎかな?と気になる方に向けて、「スマホが学力を破壊する」をおすすめしました。

「スマホが脳に良くない」というイメージはみんな持っていると思います。でも実際の悪影響って意外と知りませんよね。

「スマホが学力を破壊する」を読んで、スマホの恐ろしさの輪郭がハッキリ見えて手放したくなりましたよね(笑)

 
ハピサラ
スマホの恐ろしさを知った上で、付き合うかどうかを考えましょう。特に子供は自分では選べませんからね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。