
ストライダーで練習すると、自転車にすぐ乗れるって本当?
この記事では、こんな悩みにお答えします。
結論は、きちんとステップアップすれば、練習15分で3歳でも乗れます。自転車自体の練習はいりません。
・バランスはランニングバイクで、前に進むのは3輪車で
・止まるり方は、親がよく言い聞かせつつ身体で覚える
子供が自転車に乗るために必要なこと
必要なことはたったの3つです。
- バランスをとる
- 前に進む
- 止まる
乗るだけであれば、上の2つだけでOK。
うちの長男坊はこの3つをクリアしていたので、3歳11カ月で乗れました。
しかもいきなり補助輪なしに乗せたましたが、15分もかからず(笑)
デメリットとしては、苦労がなさすぎて「乗れた!!」という達成感があまりないことくらいかな。
補助輪つきから練習している子たちをみると、親はイライラしてるし、子供はたいへんそう。
なので、ムダな苦労はしない方が僕としてはいいのかな、と思います。
子供の自転車練習方法その1:バランス
バランスの練習はランニングバイクに乗せていればOKです。
世の中ではストライダーという名前が一般的ですかね。
写真の通り、自転車のペダルなしバージョンです。
うちはブレーキ付きのメーカー不明のものを買いました(笑)
ランニングバイクがバランスと曲がる練習に最適な理由
理由は2つです。
- 2輪
- バランスが崩れたら足で着地
これって自転車とまったく同じですよね?
なので、ランニングバイクで足をつかずにスイスイ下り坂下るようになれば、バランスは完璧です。
さらに体のバランスで曲がる点は、自転車もランニングバイクも同じです。
なのでついでに曲がる練習もできちゃいます。
ランニングバイクにも練習は必要
うちの長男坊の2歳のプレゼントに買ってもらいました。
が、最初はフラフラするし、こけたりうまく進めなかったりで嫌がり1分も乗らず。。。
3歳になってようやく乗り始めました。
この理由は簡単です。
- 足でバランスをとる
- 足で前に進む
この2つをいきなり同時にはできないから。
なので、ランニングバイクに乗せる前に足で前に進む練習をすることをおすすめします。
「何で練習すればいいの?」
3輪以上でバランスをとる必要がない、手押し車です。
例えばこんなやつ。
これを抵抗の少ない室内でガンガン走り回れるようになればOK。
うちも家の中や支援センターでガンガン乗ってました。
そうすると勝手に次の2つも身に尽きます。
- 足で止まる
- 足で曲がる
これはそのままランニングバイクにつかえるスキル。
室内も屋外も、人にぶつかったり車も来たりと危険はたくさんなので、目を離さないこと!
自転車に必要なバランスの目安
これは、下り坂を足をつかづにスイ――――っと下りきれるようになること。
半年もすれば、この状態になりますよ。
見ててこっちも「おぉ!!」ってなり気持ちがいいです♪
ランニングバイクのデメリット・注意点
次の3つになります。
- ブレーキがない
- スピードが出すぎることも
- 目を離してはいけない
- 公道禁止
ランニングバイクはブレーキがないものも多いです。
子供もスピードが出せて楽しいんで、ガンガン行ってしまいます。
なので走って追いかけたり、よく言い聞かせておきましょう。
以上からわかりますが、公道をランニングバイクで走ることはメーカーから禁止されています。
実際に子供がなくなる悲しい事故もあるので、絶対にこれは守りましょう。
参考: 幼児用ペダルなし二輪車 実は事故多発、4歳児が死亡 「3つの原則」守ろう
これは親の責任です!
あとは保険に入ることもおすすめします。
子供の自転車練習方法その2:前に進む
これは3輪車で練習すればOK。
その理由は次の2つです。
- 自転車と同じでペダルをこぐ
- 抵抗の高いアスファルトで力がつく
自転車もペダルをこいで前に進む力を作り出しますよね?
実はランニングバイクや手押し車では、この力は身に尽きません。
実際にうちの次男坊は、ランニングバイクはスイスイなのに最初自転車に乗れませんでした。
なぜなら、3輪車でペダルをこげなかったから。
ペダルをこぐのって意外に難しんですよ。
さらに屋外の場合、地面がアスファルトでガタガタしてて抵抗が高いのでそれらりに力が必要。
自転車も車輪の幅違うとはいえ、同じ条件です。
しっかり3輪車でペダルをこぐちからを身につければ自転車も余裕です。
うちはハマーのゴツイ3輪車でした(笑)
子供の自転車練習方法その3:止まる
これはランニングバイクでも3輪車でも身につきません。
理由は、ランニングバイクも3輪車もブレーキがついていないから。
うちのランニングバイクはブレーキが付いていたのですが、基本足で止まるし、そもそもブレーキかける気がないしで、ノー練習状態。
そもそも止まるのは練習以前に意識の問題なので、よく言い聞かせることが重要です。
危なそうな場面になったときに、つどつど言い聞かせる。
また、実際に止まれずにこけたり、ものにぶつかったりして体で覚えるしかない部分でもあります。
うちの子たちも止まれずにはでにこけて、「もう乗りたくない!」と言いながら身につけました。
公道を走る場合はなにより止まることが一番大切です。
最近6歳の長男と公道をサイクリングするようになりましたが、とにかく止まるところだけはよく注意しています。
子供の自転車練習方法:自転車を買ってから
ランニングバイクでバランスを身につけ、三輪車でペダルを漕げるようになったら、自転車に乗ってみましょう。
この時、注意点は1つ。
補助輪は最初から外すこと。
補助輪付き自転車は、バランスを取る必要がまったくなく自転車やランイングバイクとまったく別の乗り物です。
せっかくの練習がムダになるので、外しちゃいましょう。
自転車に乗るステップは次の3つ。
- ランニングバイクと同じように足で進ませる
- 荷台をもって支えてあげてペダルをこがせる
- 手を放すと勝手に進む
この3つで15分で乗れるようになりました。
あまりにあっさりだったので、よくある「やっと乗れた―!頑張ったね!!」みたいなのはありませんでした(笑)
それでも寂しさはありましたね。
自転車選びのポイント
自転車選びのポイントは、サイズと重量です。
サイズが大きすぎると足がつかずに不安になります。
ランニングバイクと近いサイズを選んであげましょう。
そして重いとバランスを取りにくかったり、自分でおこせなくて心が折れるのでなるべく軽いものを選びましょう。
まとめ:子供の自転車練習方法【3歳が練習15分で乗れた!】
ストライダーで練習すると、自転車にすぐ乗れるって本当?
この記事では、こんな悩みを解決してきました。
結論は、きちんとステップアップすれば、練習15分で3歳でも乗れます。自転車自体の練習はいりません。
・バランスはランニングバイクで、前に進むのは3輪車で
・止まるり方は、親がよく言い聞かせつつ身体で覚える
僕としては、正しい方法があるのならそちらを選んでムダな苦労はしない方が良いと思います。
子供の一緒にサイクリングするのは本当に楽しいですよ♪
読んでいただき、ありがとうございました。